サラリーマンのあしあと

40代前半のサラリーマンが幸せな人生を模索してます

働き方改革について考える

4月1日から働き方改革関連法が順次施行されています。
どの会社でも職場環境や労働条件の改善が進められているようです。
もちろん、そうじゃない会社もたくさんあるんでしょうけど、、、

そもそも、働き方改革って何か知ってますか?
一言でいうと「一億総活躍社会を実現するための改革」らしいです。
働き方改革の3つの課題は、長時間労働、正規社員と非正規社員との格差、労働人口不足だそうです。
働き方改革が実現され、過労死・自殺・精神疾患が減ったり、仕事と子育てが両立できたり、女性や高齢者の活躍の場が増えたら素晴らしいことですよね。
是非とも実現してほしいと思います。

ところで、実は働き方改革で割を食う人達がいるのを知ってましたか。
どのような人達かというと、仕事の要領が悪く、成果が出せない、または成果を出すまでに時間がかかる人達です。
いわゆる、仕事のできない人達です。

仕事のできない人達は意図的かどうかは別にして、長時間労働することで要領の悪さをカバーしてきました。
また、結果的に長時間労働が上司へのアピールとなり、仕事に対して熱心に取り組んでいるという評価を得てきました。
でも、働き方改革が実現したら、要領の悪さをカバーする術が制限され、かつ上司へのアピール方法も限定されます。

長時間労働という術を失って、出世から見放されていく人達がたくさんいるはずです。
仕事のできない人達の中には、自分が割を食うことに気付かず、働き方改革を喜んでいる人達もいるでしょうね。
出世を望まない人達もいるでしょうが、出世しないと給料は増えませんから。

僕は働き方改革で以前に比べ残業が減って、かつ休日がとれるようになりました。
良い時代になったなって感じながら、定時で仕事を終わらせ飲みに行ったり、休日ものんびり過ごしています。

ちなみに今は管理職ですが、ただの担当者時代は月間のサービス残業130~170時間の要領の悪いモーレツサラリーマンでした。
働き方改革が実現する前に、出世しといて良かったってつくづく感じてます。

おしまい