サラリーマンのあしあと

40代前半のサラリーマンが幸せな人生を模索してます

「努力すれば必ず報われる」って本当だろうか?

「努力すれば必ず報われる」について考えてみたいと思います。


あらかじめことわっておきますが、オリンピックで金メダルを取る、画期的な発明をしてノーベル賞を取る、歴史的な大事業を成功させるといった人たちの努力の話をしているわけではありません。


こういう人たちの努力は例外です。
次元が違いすぎて、一般人には当てはまりません。
一般人にはまったく参考にならないと考えます。

僕が言いたいのは、ごく一般的な人たちの「努力」についてです。
それも、仕事で成果をだすための「努力」に特化した話です。

仕事でなにがしかの成功をおさめている人たちは、例外なく努力をしています。
これは間違いなく、事実です。
努力せず能力だけで成功を掴んだように見える人でも、周りの人が気づかないところで努力しています。
仮に本人が努力していると思っていなくても、間違いなく努力をしています。
はっきり言って、努力なくして仕事で成功を掴むことはありえません。


では、「努力すれば必ず報われる」のかといったらそうではないのも事実です。
どんなに努力しても結果が出せない人たちもいます。


なぜ、努力しても報われない人がいるのでしょうか。


それは仕事で成功するには「努力」だけでなく、「才能」も必要だからです。

「自己プロデュース力」(島田紳助 著 )に述べられている内容で以下のような考え方があります。

「才能」を通知表のように5段階で評価ができるとし、「努力」も同様に5段階で評価ができるとします。
「才能」を5持ち合せている人が「努力」を5したら、5×5で25になります。
「才能」を5持ち合せている人でも「努力」が1なら、5×1で5となります。


ということは、「努力」を5しても「才能」が1なら、5x1で5なのです。


「才能」とは後天的に身に付くものではありません。
「才能」は、生まれもったものです。


それでは、仕事をする上で「才能」があるとはいったいどのような状態をいうのでしょうか。

僕の考える、仕事の「才能」があるとは、その仕事に興味を持っている、その仕事が好きであるという状態です。


その仕事に興味を持っている、またはその仕事が好きであれば「才能」があるのです。

自分に合わない仕事に興味を持つことはありません。
やりたくない仕事を好きになることもないです。


「才能」の評価は、その仕事に興味があるかないか、または好きか嫌いかという2択です。
ということは、「才能」の5段階評価は5か1です。
もっと言うなれば、5か0の2択しかないのかもしれません。
どんなに「努力」を5しても、その仕事に興味が持てない、好きになれなければ5x0で0なのです。


そもそもが好きでないことに「努力」を5することは無理なのですが、、、。



努力しても報われない人は、その仕事が好きではないけど大人の理由でやらざるを得ない人たちです。


だからといって、その仕事を好きになる努力をしても無駄です。


「才能」は生まれもったものだからです。




仕事で成果をだすための前提は、その仕事に興味があること、またはその仕事が好きであることです。

だから、興味があることを仕事にするにはどうしたらよいか、好きなことを仕事にするにはどうしたらよいかを徹底的に考えることが成功するためには必要なことなのです。


サラリーマンには、自分で仕事を選べる人は少ないかもしれません。
だから、もし今担当している仕事に興味がある、好きであるならば、徹底的に努力すべきです。


5x5で25にすれば、成功を掴むことができるのです。



「努力すれば必ず報われる」について考えた結論です。





おしまい