サラリーマンのあしあと

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【本の紹介】「黄金のアウトプット術」成毛眞(著) その1

著者は、日本の大人はインプットばかり関心を持ち、アウトプットが不足していることについて言及しています。
そして、アウトプットの必要性、方法論について述べています。


アウトプット不足は、自分表現不足につながるようです。
自分は誤解されやすい、周囲は自分を理解してくれないと思う人はアウトプットが不足しているのかもしれません。
ちなみに、僕は典型的なアウトプット不足です。


著者は、具体的なアウトプット方法をいくつか紹介しています。
アウトプットの方法の中で、一番らくなのは書くことで、例として書評の書き方を述べています。

文字数は800文字くらいがほどよい文字数のようです。
800文字を100文字 x 8ブロックにわけると比較的簡単に書けるようです。

具体的なブロックごとの内容は、
第1ブロック
その本の印象の紹介(どう思ってほしいかを伝える)
第2ブロック
その本の読者の想定(どんな人におすすめか)
第3ブロック
その本の中身の紹介1(その本の面白さはどこにあるのか。全体感を伝える)
第4ブロック
その本の中身の紹介2(その本の面白さはどこにあるのか。上記とは別の視点)
第5ブロック
その本の具体的な中身の紹介1(代表的かつ特徴的な文章を引用して紹介1)
第6ブロック
その本の具体的な中身の紹介2(代表的かつ特徴的な文章を引用して紹介2)
第7ブロック
その本の著者の具体的な紹介(関心を持った読者に改めて)
第8ブロック
なぜこの本を取り上げたのか(だめ押し)

書き終えたら、一日寝かしてからチェックするほうが、誤字脱字、変換ミス、分かりにくい表現を見つけやすいようです。


著者は、HONZという書評サイトを運営しており、上記の書き方はそのサイトでも推奨されています。


僕は読書が好きで、かなりの本を読んできました。
でも、いつも読みっぱなしで身になっている実感がなかったです。
これからは、このブログの中で書評も書いて、どんどんアウトプットしていこうと思います。


本書には、その他のアウトプット方法や良質なインプット方法、さらにアウトプットを極上にする対話術についても述べています。
参考になることがたくさんあったので、その2とその3でいくつか紹介させていただきます。


おしまい