サラリーマンのあしあと

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人によって扱いが異なることって問題ありますか?

昨日、電車で帰宅途中にネットニュースを見ていたら、少し気になった記事がありました。
その記事には、某お笑い芸人が週刊誌に不倫現場を撮られたらしいのですが、某情報番組の司会者が擁護する見解だったことに対し、ネット上で非難するコメントが殺到しているという内容でした。
過去の芸能人や政治家の不倫報道が、非常に辛辣な扱いだったのに対して、今回は擁護する扱いだったことに憤りを感じる人が多いのでしょう。


あらかじめ言わせていただきますと、僕は不倫の話題についてはまったく興味がありません。
そもそもが芸能人や政治家の不倫は世間話のネタであり、本気で議論したり批判したりするような次元の話だとは思いません。
ちなみに、不倫に対して批判的な意見が多いですが、日本の不倫率は非常に高く、4人に1人は不倫経験者だとも言われています。



僕が気になったのは、同じことをしても人によって、批判の程度や扱われ方が大きく違うことに対し、それを間違っていると言っている人たちがいることです。


本来は客観的な視点で考え、同じ過ちを犯した人に対しては同じように批判すべきであり、相手によって扱いを変えることはあってはいけないと思います。


ただし、人によって扱われ方が違うのは日常的によくあることです。
不当に扱われた当事者は理不尽に感じるかもしれませんが、まわりはそんなに気にしていません。

例えば、ブスより美人な方が人生で有利なのは誰でも理解できますし、会社組織の中で権力者に対して忖度している人は、問題をおこしても出世にあまり支障がなかったりします。
そもそもが日常の生活の中で、人が人に対しておこなう評価なんて平等なわけがありません。

これを理解していないと成功者にはなれないでしょう。

だから会社で出世したいのなら、上司に気に入られるのが手っ取り早いのです。
これはいつの時代も不変の法則です。




少し前に、仕事でミスをして上司からかなりきつく叱責を受けました。
その2日後に、同僚の女性が同じミスをしたのですが、上司はにこやかな表情で気にしなくて良い旨を伝えていました。
この違いは、単純に上司と普段からうまくコミュニケーションをとっているかどうかの違いです。



なんとなく某お笑い芸人の不倫の話題については、このまま収束していきそうです。
某情報番組だけでなく全般的に、過去にメディアから徹底的に叩かれた芸能人や政治家とは少し違う扱いだというのは感じます。


この扱いの違いは、所属事務所の力も影響しているのかもしれませんし、キャラ的なところもあるでしょう。
でも、それだけではないような気がします。
意図的かどうかは別として、普段からまわりとうまくコミュニケーションをとることでリスク管理を徹底していることも考えられるのではないでしょうか。




なんとなく考えさせられたニュースでした。




おしまい